木 ~第1回~
いきなりですが、『パレットコート七光台』の建物は木造です。
そこで、木についてのお話をシリーズ化してお伝えしていきます。
記念すべき第1回は、木の特性です。
日本は国土の総面積に対して67%が森林であり、世界的に見ても有数の森林国です。
したがって、木材はわたしたちに とって最も馴染みの深い建材と言えます。
樹木を大別すると、《針葉樹》と《広葉樹》に分類されます。
大まかに言うと、針葉樹は建築構造材に使われ、広葉樹は木目の美しさと重圧感から家具に多く使われます。
木の樹心に近い部分を心材、樹皮に近い部分を辺材と言います。
辺材は心材に比べ軟らかく、乾燥収縮が大きく、害虫をうけやすいと言えます。
また、繊維方向・年輪の半径方向・年輪の円周方向に強度や膨張収縮率のばらつきがあり、
縮み・反り・ねじれなどの問題が生じます。
以上は木材の欠点と言えますが、欠点ばかりではありません!!
例えば、木材は火に弱いと思われがちですが、「燃える=弱い」わけではありません。
一定の厚みを持った木材は燃える際、表面に炭化層を形成し、内部への燃焼を抑制する時間を与えてくれるのです。
また、繊維方向に対する強度は非常に高く、乾燥するほど強度は高くなります。
さらに、断熱性能が高いなどの利点もあわせ持っています。
神社・仏閣などを建築する宮大工の世界では、「樹齢1000年のヒノキを使えば、建築物は1000年以上もつ」と言われています。
もちろんこれは木の性質を知り尽くした上での話しですが、実際築後1300年以上たった今でも法隆寺は建ち続けています。
木材はいかに優れた建材であるかが実証されていると言えます。
長くなりましたが、以上が『木の特性』です。
次回は、上記にあります『年輪』『辺材・心材』をお届けします。
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