第2回の今回は、『年輪』『辺材・心材』です。
『年輪』とは、
木は無数の細胞が集合したものです。
木は樹皮と材部との間にある形成層から細胞が分裂し、外側へと1年1年太って成長していきます。
春から夏にかけての成長が速く、軟らかい部分(春材部)ができ、涼しくなって成長が遅い秋には、
硬い部分(秋材部)ができます。
この1年毎の繰り返し成長した部分が、木の横断面に円心円状の輪として現れ、これを年輪と言います。
一般的に、年輪のつまっている木材(数が多い、密度が高い)ほど強度があります。
『辺材・心材』
ある程度太くなった木材(丸太)は、外側の部分と内側の部分とでは色や水分含量が違います。
外側の色の淡い部分を辺材(へんざい、しらた)と言います。
辺材は、樹液の流動や養分の貯蔵など植物が生育する上で必要な機能をもった細胞があり、
生(なま)材時の含有水分も心材に比べて高くなります。
この部分は年数を経ることで心材に変わっていきます。(赤くなります。)
内側の色の濃い部分を心材(しんざい、あかみ)と言います。
心材は細胞としての機能が停止し、取り残された樹液などが変化して、色素や樹脂になり組織に
たまっています。このような養分の有無、水分、成熟度などにより心材部分は辺材に比べ虫害を
受けにくく、腐りにくいばかりでなく、耐久性があり、利用する上で喜ばれています。
古い神社、仏閣のように1000年以上経ってなお建物を支え続けているのは、材料にヒノキ、ヒバなどの
耐久性の高い樹種の心材部分を使用しているからです。
ちなみに、本日10月8日は『木の日』だそうです。
「十」と「八」を合わせると「木」になることからこの日が選ばれ、木材利用推進協議会が1977(昭和52)年に設けました。
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